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11月15日(金)  東京:Knock 北千住千住ミュージックホール 第1回 Knock「純★音楽会」
ライブレポートをUPしました。
http://enken.janken-pon.net/2013%E5%B9%B4/2013%E5%B9%B411%E6%9C%8815%E6%97%A5


北千住、思っていたより遠くて移動が大変でしたがとても良い街でした。
エンケンさんがブログに書かれていたカッコイイ煎餅屋さんでお豆も買えました★



現在、PC版サイトがあちこち不具合起こしてるみたいで、閲覧できないページがあります。
どうりでアクセス数が少ないと思ったよ・・・。
携帯版は更新してますので、よろしければそちらをご覧下さい。





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11月5日から12日の間に京都新京極を中心に開催された映画祭「京まちなか映画祭」で、
2005年制作の映画
「不滅の男 エンケン対日本武道館」が

木屋町の元・立誠小学校三階特設シアターにて上映されました!
街おこし企画にアルタミラピクチャーズ特集、エンケンさんの映画を組み込むなんて、
とても嬉しいことです。京都に生まれて良かったなあ。しみじみ。


明治30(1897)年に、立誠小学校敷地で日本発の映画上映会が行われたのだそうです。
京都での「日本初」は他にも、水力発電、路面電車、駅伝競争、中央卸売市場の開設等々…
京都は伝統を守るだけでなく、新しいことに挑む姿勢も強い土地なのです。
今までに誰もやったことのない表現方法に挑戦するエンケンさんの純音楽と、京都の根底にある気質が自分の中で結びついて、自分のルーツに納得出来たような気がしました。



歴史を感じる看板と角倉 了以の顕彰碑


とにかくチケット代が安い!2000円の前売り券で3本も見れちゃう!なんて贅沢な。
今回エンケンさんの映画は、期間中に4回も上映されました。

建物に一歩入ると。所謂「学校」の懐かし~い独特の匂いがして、
色んな、甘酸っぱ~い苦~い過去を思い出したりしました。


3階の特設シアターは10席×5列の50人収容のミニシアター。
段差に置かれた座椅子が意外と心地良かったり。
ここで毎日映画を上映しているのだそうで、
ずっと京都で暮らしているのにも関わらず知りませんでした・・・。


平日の真昼間からの上映は流石に集客難しく、1本目観客は私一人だけ・・・
にも関わらず、会場のスタッフさんはご丁寧に上映前に前説をしっかりして下さいました。
なんて贅沢な。

2本目から徐々にお客さんが入りだしてきました。ほっ。
上映前にアルバム「東京ワッショイ」を流して下さったり、
待ち時間も退屈しなかったです。
観客の年齢層も学生さんからおじいちゃんまで幅広い。

映画「不滅の男 エンケン対日本武道館」DVD購入して何回も見てるけど、
やはりスクリーンの大画面で見るのは良いッ!!
何回も見ているのに感動して泣いてしまった。
街おこし企画に音楽をテーマにした映画祭、継続は難しいのでしょうが、
地域に定着して他府県にも広まってほしい。







4月 1日(月) 「おやすみ日本」[NHK総合]
【出演】遠藤賢司、宮藤官九郎、生田斗真、又吉直樹(ピース)

宮藤官九郎さんが出演者の方と共に、日本中の"眠れない声"に耳を傾け、
誰もが抱えている"あすへの不安"に向き合い、視聴者が安心して眠れるまで
ゆる~くおつきあいしてくれる真夜中の生放送トーク番組。
放送日当日、お昼は熊本でのライブ出演があったエンケンさん。
真夜中の1時過ぎからのゲスト出演でした。

エンケンさんが「眠れる音楽」を番組の為に眠る為に選んで下さったという、
オススメの10曲が紹介されました。
 


ある夜、しこたま泥酔し、たちまち熟睡したのですが、よくあることで、
すぐに覚醒してしまい、再熟睡めがけての、エンケン努力の10曲

1 美しい女 エンケンのピアノ曲
2 さすらい 小林旭
3 傷心 大友裕子
4 朱鷺によせる哀歌 交響曲 吉松隆
5 曼荼羅の華 交響曲 山田耕筰
6 雨あがる 映画主題歌 佐藤勝
7 After Hours ベルベット・アンダー・グラウンド 
8 I Am a Child  ニール・ヤング
9 カメに捧ぐ詩 シド・バレット 
10 夢よ叫べ 遠藤賢司 紅白歌合戦出場予定曲


番外編1
それでも駄目なら鴨長明「方丈記」の朗読カセットテープ。
朗読は堀田善衛。でも、運転中は、禁止。


番外編2
尚且つ駄目なら、思想哲学本の読書。
近体験では「花田清輝論ー吉本隆明/戦争責任/コミュニズムー」(乾口達司著)で、
二~三ページで脳髄疲れ果て、たちまちグッスリ必至!
 

番外編3
それでも駄目ならやけくそ舞踏!
モータヘッド「Going to Brazil」
NHK公共楽団指揮者外山雄三作曲「ラプソディ」
マカロニ・ウエスタン主題歌「ジャンゴ」
頭脳警察「悪たれ小僧」
ブラックサバス「War Pigs」
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「Tesify」
殿様キングス「けい子のマンボ」
レッド・ツェッペリン「コミュニケーション ブレイクダウン」
中森明菜「トワイライト~夕暮れ便り~」
畑中葉子「後ろから前から」
アイアン・バタフライ「インアガダダビダ」
フォーリーブス「ブルドック」
こまどり姉妹「涙のラーメン」
エレクトリック・プルーンズ「今夜は眠れない」
ザ・フー「My Generation」   などなど


ク「酔っ払って1回寝て、また寝るための音楽ですね」
エ「酔っ払うと寝れないでしょう」
又「寝れないですよね。そういうテーマで選んで下さったんですよね」
エ「実体験で方丈記好きなんですよね。方丈記はラップだと思ってるんですよ。
  すごく文章のリズムが良くて、大好きで。
  車の中でカセット聴いてたら、運転手なのに眠りそうになって・・・これは良いですよ」
 

●カメに捧ぐ詩について
エ「昔、満足できるかなというアルバムがあって。
  シド・バレットのジャケットがすごく好きで、それをインスピレーションもらって
  ジャケットを作った」
 
●モーターヘッドについて
ク「これは絶対に眠れない!」
エ「だからやけくそで舞踏するんだ」
ク「疲れるまで踊るってことですよね」
又「でもこのまま起きてた方がいいかなって時ありますよね」



●夢よ叫べについて
ク「夢よ叫べ聴くと盛り上がっちゃいますけどね。
  頑張らないといけないような気がして。これは素晴らしいですよ」


●番組冒頭で【夜汽車のブルース】がかかった事について。
ク「昔と声が変わってますよね」
エ「違うと思う。今はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだからね(笑)」


ク「なんか聴きたいのある?」
生「小林旭さん」
エ「この詞が凄いんだよ。日本の名詞だよ」
ク「夜がまた来ると思うとイヤですね」
ク「眠れない時はどうします?」
エ「しょっちゅう眠れないわけじゃないけど。
  この中から選んで同じ曲をエンドレスで聴く。
  モーターヘッドとかにしても、良い音楽はその人にとって子守唄だと思う。
  ロックだろうがなんだろうが、セックス・ピストルズだろうが、
  その人にとって心を休ませる子守唄だ」

エ「本当はグループ魂も入れたかったんだよ。あの、INってやつ。
  まあ隣にいるからいいやと思って。ゴメンね」
ク「ありがとうございます」
 


視聴者からの眠れない声に応える。

●期限の迫ったタマゴが18個あって眠れない
又「遠藤さんはライブ前とか、食事に気を使ってらっしゃいます?」
エ「そんなに気をつけてないけど・・・普段から野菜とか食うようにしてるから」
又「元々栄養のある物を」
エ「自分にとって体に合う、便通が良いような物をね。
  歌う前は酒は飲まないようにするけどね。声が変わっちゃうから」


●隣人の足音がやばすぎて眠れない
エ「昔2畳の部屋に住んだことあって、隣で女の人が住んでてある時シクシク泣いてるから、
  なんかなーと思ってたら有名なミュージシャンが死んで、聴きながら泣いてた。
  ちょっと感動しちゃった」
ク「2畳ってすごいですね!」
エ「良い部屋だったよ。谷中の方なんだけどね」
ク「2畳って自分の居場所ともう1畳ってことですか?」
エ「2畳で、1畳が吊り天井みたいになってそこが戸棚なんだよ。
  タタミベッドが1畳なの。台所もあるんだよ。
  朝はネズミが石鹸齧ってて、齧った後があるの。そういうところ楽しいよ」
 

●友人と卑屈の会を開きました。
エ「卑屈って良い象形文字だね」
ク「形が良いですよね」
又「字面が良い」
エ「マジメな話、象形文字は良いよ。日本に必要なのは象形文字だ。横文字じゃなくてね」
 

●バリウムが全部出たのか不安。
エ「俺昔バリウム飲んでちょっと甘く考えてた。
  もう栓したみたいになってお腹が爆発するかと思った。
  トイレ行ってちゃんと便が出るなら大丈夫だよ」
ク「バリウムって膨らむんですよね」
エ「蛙のお腹に空気入れたみたいになっちゃって。お腹が膨らんで恐かったよ!」



エンケンさんの生演奏のコーナー。演奏曲は【おでこにキッス】
ク「眠れない時の歌なんですよね。改めて歌詞を聴くと。
  中学生丸山でフルで歌って頂きました。素晴らしかったです」




カメに捧げる詩をBGMに、深夜のNHKスタジオを移動。
カレーライスも美味しいという食堂前を通りかかったきっかけで、カレーに纏わる話に。 
熊本のイベントで屋台が出て、お昼にタイカレーを食べたというエンケンさん。
エ「一番可愛いと思うのは、食堂行って男の子が「カレー!」って注文する時の
  嬉しそうな顔。カレーってすばらしい食べ物だと思う」
ク「響きが良いですよね」



ラジオ深夜便のスタジオに到着。アンカーは明石勇さん。
エ「ラジオ深夜便って物凄く色んな曲が流れるでしょ。ホント珍しいくらい。
  ただレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかは流れないでしょ。
  映画音楽から演歌から昔聴いた良い音楽が沢山流れてくる。貴重な放送だと思う。
  もっとロックとかどんどん入れても良いと思う」
明「ロック?!」
ク「マズイですか?」
明「私も好きですけど・・・別に深夜にかけなくても・・・・」
一同、笑い。
エ「バランス良く流すのは素晴らしいと思う。偏見が無ければやりたいようにやれば良いと思う」


この番組でカレーライスを2回聴いたことがあるというエンケンさん。
エ「嬉しくて眠れなかった」


曲が流れてる間の筆談用スケッチブックに「そば屋のジャズはいらない」と
主張するエンケンさん。
 

エ「音楽評論とかよく聞いてるよ。
  ここだけの宝物みたいな音源あるでしょ。貴重な番組だよね」



スタジオに戻り、眠いい昔ばなしを聞いて流石に昼のライブ疲れと睡魔には勝てなかったか、
エ「俺・・・帰ってもいい?」
何度も「ごめんね」と言いながら共演者と握手して、エンケンさんご退場。

番組終了間際、エンケンさんを小学校の時からファンだという
又吉さんの奥ゆかしい告白。
ク「エンケンさんがいる時に言えば良かったのに」











★2月20日  吉祥寺:STAR PINE'S CAFE
「純音楽の友 第10弾!~幾つになっても悪たれ小僧~」
ライヴレポートをUPしました。
【生報告】http://enken.janken-pon.net/2013%E5%B9%B4/2013%E5%B9%B42%E6%9C%8820%E6%97%A5

エンケンさんパンタさん両者共に「ちゃんとやる!」迫力のライブと、
微妙に噛み合ってなくても心は通じる仲良しトークも楽しいライブでした・・・!



「ノスタルジア~ココロの旅より~」

エンケンさんが自身の音楽の原点の地を訪ねるドキュメンタリー番組「ココロの旅」
(2010年 9月 7日に関西テレビで放送)が新たに再編集され、
「ノスタルジア~ココロの旅より~」としてロングバージョンが放送されました。
過去記事「ココロの旅」http://jyunongaku.blog.shinobi.jp/Entry/162/




18歳の時ギターを始め、1869年【ほんとだよ】でデビュー。
個性的な楽曲でファンを魅了するそんな遠藤賢司さんの原点回帰の場所とは?


「茨城県 ひたちなか市の東石川です。俺の音楽に影響を与えた偉大な場所です」

美しい緑に囲まれた街、茨城県ひたちなか市。幼い頃、遠藤さんが音楽に触れた原点とは?



ひたちなか市 東石川小学校
「3歳だから、60年ぶりだね。多分ね。昔いたなって感じ。3歳の時だから全然覚えてない。
 ここが始めて音を出した原点だね。この小学校が」


わずか3歳の時、遠藤さんは初めて、ある楽器と出会う。



「オルガンを初めてここで弾いたんだよね。
 一人でとことこ歩いていって、いつも窓から覗いてると女の先生がパカパカパカって
 オルガンを弾いてて。なんか楽しそうだなって思って。
 夏休みに忍んで入って、そしたらそのオルガンがあったんでバカバカバカって弾いて
 物凄く興奮して、多分凄く良い音だったんだね、自分の中で。うわ~気持ち良いなあって。
 多分、音楽の原点だね。弾くという」


幼少時代、遠藤さんにとって近所の小学校は大きな遊び場。
大人の目を盗んで忍び込み、演奏したのは、一大のオルガンだった。


「これじゃないだろな~」といってオルガンの前に座って演奏するエンケンさん。
当時の記憶が蘇る。


立って前のめりの姿勢でオルガンをグアングアン弾きながら
「ちっちゃかったから、こういう感じで弾いたんだろうね」


初めてオルガンを弾いた時の気持ちは?
「何しろ興奮したね。俺は人間は皆芸術家だと思ってるから。
 一人一人が音楽だとか言葉を発しながら生きている。
 弾いた時に、今にして思えばね。それを凄く感じた。
 音を発したり言葉を発したり、3歳だろうがね言えない事って沢山あるじゃない。
 言葉も足りないだろうし。
 なんだか知らないけどお父さんとお母さんの言うことハイハイ聞いて
 ありがたく生活したんだけど、でも色んな物を見たり聞いたり何かを感じたりして、
 猫が通ったり犬が通ったり追いかけられたり、
 友達にいじめられたりそういうこともあるかもしれない。
 そんな溜まったことをいっしょくたに全部まとめて、そのときにここで表現した気がする。
 音楽は凄いな。今にして思えば」



3歳の時に初めて弾いたオルガンは、遠藤に音楽の素晴らしさを教えてくれた。
60年経った今でもこの日の出来事は音楽の原点として心に強く刻み込まれていた。

好奇心旺盛な少年時代を過ごした遠藤さん。
しかし、当時はまだ音楽の道を歩むつもりではなかった。
次に向かったのは高校時代の思い出の場所。




「ここは若宮八幡宮っていって、高校時代の相当な思い出の場所だね」

茨城県 常陸太田市。高校時代この近くに住んでいた遠藤さんは、
この境内を通学路代わりにしていた。
そして高校三年の時、生涯忘れられない音を耳にする。



若宮八幡宮に到着すると、境内で豊栄(とよさか)の舞( 越天楽 編曲版)が演奏されている。

古くから神社や結婚式などで行われている越天楽。
管楽器・弦楽器・打楽器など、8種の楽器によって奏でられる演奏と美しい舞は、観る者を魅了する。
当時、この越天楽を見て遠藤さんは強い衝撃を覚えた。



「たまたま高校の時に次の日お祭りだったらしくてこんな感じで練習してたんだよね。
 その時の印象が凄く強くて」


この日見た越天楽は遠藤さんの後の人生に大きな影響を与える事となる。
そして遠藤さんは18歳の時大学進学のときに上京。あることをきっかけに音楽に目覚める。


ギターを始めたきっかけは?
「18際の時に2畳の部屋に住んでたんだけど、そこでボブ・ディランの
『ライク・ア・ローリングストーン』を聴いた事が、ギターを手にするきっかけとなった」


孤高のアーティスト、ボブ・ディラン。フォーク、ロックのジャンルに囚われず、                                                                     自ら作詞作曲を手がけた個性的な楽曲は時代を超えて愛されている。


何故ボブ・ディランに憧れた?
「個人的なものを感じたんだと思う。
 それまで聴いてきた音楽というのは作詞家作曲家、映像家という者がいて、
 ボブ・ディランは全部一人でやったから。
 塊となってこちらにぶつかってくる音楽魂が凄かったから。
 「お前もやってみろよ!」っていうのを感じたね」


18歳の時に聴いたボブ・ディラン。彼の音楽魂は遠藤にミュージシャンという第一歩を歩ませた。

遠藤さんはギターを手に洋楽のコピーを始める。しかし満足感は得られなかった。
「ふと考えて、人の曲は聴いてるのはいいんだけどいつまでもモノマネしてもしょうがないや。
 自分のことは自分の音と言葉で言った方が早いなと思ったの。
 でないとボブ・ディランとは対抗できないじゃない。
 で、自分の歌を作ろうとある時思ったの」



ボブ・ディランを超えたい一心で作詞作曲を始める。その時ある光景が頭に浮かぶ・・・


「その時に越天楽が出てきた。初めから越天楽をやろうとは思ってなくて。
 本当に俺は好きな音をやろうと思ったの。根本的にずっとあったんだろうね。
 ボブ・ディランはボブ・ディランの越天楽があるわけだよね。
 向こうのブルースだったりするわけだ。
 俺はブルース聴いてるけども、向こうのブルースを踏襲しても仕方が無いわけだから。
 俺にとっては越天楽がブルースだもん。どんな外国で聴いた音よりも、
 ここで聴いた越天楽は誇りだね。俺は素直にそう思う」



高校三年の時に聴いた越天楽は遠藤にとっての誇りとなり、新たな楽曲を生み出す力となった。
デビュー曲【ほんとだよ】はボブ・ディランの音楽魂と越天楽によって生まれた。
 


遠藤にとって音楽とは?
「自分の聴きたい音楽だね。それ以外要らない。
 誰よりも自分が聴きたい音楽が出来ればそれでいいと思う。
 何故なら俺は人の為にやってないから。自分の為にしか歌ってないんだ。
 もう一つ言えば自分の為にやればやる程、褒められた時嬉しいじゃない。
 「良かったですよ!」って言われた時は、そいつの目は完璧に一緒になってるから、
 それを目指してる」



デビュー曲『ほんとだよ』(1969年)境内での演奏シーン


自分が好きな音楽を歌い続ける。
シンガーソングライター・遠藤賢司はこれからも己の愛する音楽を真っ直ぐに突き進んで行く。


「俺はボブ・ディランを聴いてギターを弾こうと思ったんだけど、
 ボブ・ディランの真似をしてもしょうがないでしょ。
 素直に自分の音楽をやろうと思ってるから。
 その時に越天楽が出てきたんだよ。
 根本的にずっとあったんだろうね。
 俺は少なくても日本で生まれて自分の音をやりたかった。
 ボブ・ディランはボブ・ディランの越天楽があるわけだよね。
 向こうのブルースだったりするわけだ。
 俺にとっては越天楽がブルースだもん。
 ここで聴いた越天楽は誇りだね」




●高校時代の同級生 和田文彦さんとの再会~高校時代の思い出

和「高校生の時同じクラスだったから気が合ってよく話した。
  でも音楽に進むっていうことは考えもしなかったな。
遠「音楽の話はあんまりしてなかったもんね」
和「やっぱり進路とか・・・」
遠「これからどうするんだ?みたいな(笑)覗いてみたいね。大した話じゃないよね。
  俺は何になると思ってた?」
和「普通の会社員になるんじゃないかって感じはしました」
和「そういう点では音楽の道で成功してくれたので、同級生として誇りに感じます」
照れくさそうに笑うエンケンさん。

高校時代、将来の希望と不安を語った友人。そんな仲間と過ごした日常も大切な原点となった。



原点回帰の旅を経て
「多分どこに行ってもやることは自分がやるわけだから、
 瞬間瞬間が、俺にとっては故郷だとだと思うけど。
 でも音楽をやる上で振り返って糧になっていくのは3歳くらいの原体験と若宮神社が出発だね。
 俺にとっては大きいね」



3歳の時初めて弾いたオルガン
18歳の時に聴いたボブ・ディラン
自分の誇りになった越天楽


これらが無ければ今の遠藤賢司は無かったかもしれない。


真摯に語るエンケンさんの眼力、美しい瞳のアップ映像が多用されていたのも印象的な編集でした。




















8月23日大阪・梅田:クラブクアトロ「遠藤賢司“超凄最新実況録音盤”発売記念
『HYPER ENKEN! HYPER LIVE!』」ライブレポートUPしました。
【生報告】 をご覧下さい。


8月24日名古屋・得三のライブは、得三さんがFacebookのアルバムに「遠藤賢司さん使用機材」に
写真を7枚アップされておられます。


【遠藤賢司 ライブ at Tokuzo PAチューニング】
http://www.youtube.com/watch?v=1T6-KPzWEPw
私は専門的なことは何一つ分かりませんが、
得三のスタッフさんがこだわって丁寧な音作りをされておられることがよく伝わる良い動画で、
会場には足を運べませんでしたがこれだけでとても嬉しく感動しました。
嬉しいライブ中のお写真も!
http://www.facebook.com/photo.php?pid=1012548&l=b1e7caf95c&id=103334773053578





 

 
詳しいライブレポートはこちらをご覧下さい。【生報告】http://enken.janken-pon.net/Entry/31/
今回いつも以上に感動しましたので、また後日加筆修正加えるかもしれませんが、とりあえずライブ終了後1週間以内にUPしようという目標があるのでUPします!!

感動しました!本当に感動しました!台風が来るかもしれない悪天候の予感の中を行った甲斐がありましたー!

嬉しい情報も沢山ありました!
★夏に2枚組みライブアルバムがディスク・ユニオンから発売!仮タイトルは「ハイパーエンケン」!!!
★今年も福島でライブ予定!今年はミチロウさんと遠藤兄弟で不滅の男を演奏するかも?!
★来年新しいBOX発売予定!
予定は未定で変更されることもあるでしょうが、全部実現されてほしい!!

エンケンさんのお好きなどくだみの花が咲く時期を迎えました。東京にも沢山見かけて嬉しく思いました。







★3月20日渋谷:B.Y.G 「遠藤賢司・弾き語り ひとりぼっちの純音楽 ~其の18~」のライブレポートをUPしました。
http://enken.janken-pon.net/Entry/30/
大入り満員にも関わらず、観客はぐっと集中して聴き入ってすごく静かだったりする、BYGのあの独特の雰囲気。
BYGでのライブでは、どんなに拍手が贈られても、エンケンさんはいつもどこか凄く寂しそうに見える。
あの「孤独と向き合ってる」感!大入りだからこそ余計に孤立感があるのかもしれない。
静かに孤独と戦う純音楽家・遠藤賢司の姿を拝見でき、とてつもなく贅沢な時を過ごせたように思います。
賑やかな雰囲気の中で恐竜みたいなエンケンさんも勿論カッコイイので、いつまでも自信に満ちていて、いつまでも強気で頑張っていてもらいたい。
「俺は誰とやっても勝てる自信がある。ブラック・サバスとやっても勝てる自信がある。
AC/DCとやっても生ギター一本で勝てる自信がある」ですって。いいなあエンケン。


道中、車窓から見えた富士山がとても綺麗でしたよ。









 






 
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